近年、毎年のように日本のどこかで大規模災害が発生しています。被災者支援には、発災直後から元の生活に戻ることができるまで、長期間のきめ細やかな支援が求められます。
私たちリハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)は、被災地の避難所や仮設住宅等において個別支援、集団支援、環境整備といったニーズがあり、近年では一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会からの要請を受け、島根県の専門職チームが熊本地震、能登半島地震の被災地に赴き支援活動を行いました。
現在までのところ島根県ではリハビリテーション専門職の活動が求められるほどの災害は起こっておりませんが、自然災害の規模や頻度が大きくなる中で、平時からの災害リハビリテーション体制整備および各団体や地域との連携を深める活動の重要性が高まっています。令和6年度からは、リハビリテーション専門職団体であるしまねリハビリテーションネットワーク内に減災推進委員会を立ち上げ、島根県における防災体制のさらなる強化に向けて活動を開始しました。

この度、下記の日程・内容で「防災フェス」を対面・オンラインのハイブリッドにて開催します。いつ発生するかわからない災害に備えて、日頃から備えをしておくこと、また日常的な体力づくりや身近な地域での介護予防は災害の被害を最小限に抑える減災の効果もあります。この機会にぜひ、防災・減災について学んでみませんか。多数のご参加をお待ちしています。

日時:令和7年1月25日(土曜日)13時〜15時

対面会場:〒690-0852  松江市千鳥町70 松江市総合福祉センター 4階 大ホール
オンライン:ZOOMミーティング ID 841 7635 3676 パスコード: 002766

参加費:無料

プログラム:
13:00-13:10 開会行事
13:10-14:10 第1部 日々の生活から守る!災害に負けない体づくりと避難所での心得
しまねリハビリテーションネットワーク
減災推進委員会 委員長 理学療法士 野口瑛一 氏

14:20-14:50 第2部 リハ専門職による災害支援活動とこれまでとこれから
島根災害リハビリテーション支援協議会(島根JRAT)代表 医師 馬庭壯吉 氏

その他、防災リュック・段ボールベッドなどの企画展示もあります。
この機会にぜひ、お越しください。お申し込み不要でどなたでも参加可能です。

その他:駐車場無料(会場近く30台限定)

減災推進委員会チラシ(1208)